袴のマナーと着崩れ対策

袴のマナー

基本的なマナーや立居振舞は知っておきたいよね。

  • 腕をあげる時

    • ng

      袖口が下がり、二の腕が見えちゃうことも。

    • ok

      袖口を軽く持つだけで、ぐっと上品になるでしょう!

  • 椅子に座る時

    • ng

      深く腰をかけちゃうとダメ。だらしなく見えちゃうよ。

    • ok

      浅く腰をかけて、背筋をピンと伸ばすとカッコよく見えるよ。

  • 階段を上る時

    • ng

      上げた足が袴に引っかかってしまい、袴がずれてしまうことも…

    • ok

      袴の前側を少し持ち上げると足が袴に引っかかりにくくなり、スムーズに上ることができます。

  • 階段を下りる時

    • ng

      袴の後側が後ろ足に引っかかってしまい、袴がずれてしまうことも…

    • ok

      袴の前側を少しつまむようにすると袴の後側に引っかかりにくくなり、スムーズに下りることができます。

  • トイレに入る時

    • ok

    両方の袖を袴に挟むと安心ですね。

  • 車の乗り降り

    • まず荷物を置きます。
    • 袴の裾をスカートのように持ち上げます。
    • 車のイスに90度に立って、お尻から乗ります。
    • 着物の袖を膝の上に置きます。
    • お尻をくるっとまわして足も車に乗せます。

    ※ドアに着物をはさんでいないか確認しましょう。

着くずれ対策

長時間ハカマ姿で過ごしていると、着くずれてくることもあるでしょう。
そんな時の為に着くずれ対策を事前にチェック!

襟元のたるみ

  • 着物の襟がたるんでいます。

  • 袴の脇に右手を入れます。

  • 着物の下前(右肩側)をつまみ、下にギュッとひっぱると、たるみが解消されます。

袴がずってくる

まずは帯ごとぐぐっと上に持ち上げてみることです。
袴がずってくるということは帯が下がっている可能性が高いからです。そして、袴の背中側についているヘラを帯の結び目にグッと差し込みます。それでも、まだずってくる場合は、袴の結び目をほどいて、紐をギュッとしめてリボンを作り直します。

  • 上に持ち上げてみる
  • 袴の背中側についているヘラを帯の結び目にグッと差し込む
  • 紐をギュッとしめてリボンを作り直す

大きなしわが気になる場合のみのアイロンの当て方

商品発送時に細心の注意を払っておりますが、運送の都合上、まれに大きなしわがよる場合もあります。
基本的に「多少のしわ」、「たたみじわ」は問題ありませんが、どうしても気になる場合のみ、お客様の手でアイロン当てをお願いいたします。

  • チェックポイント

    • 振り(そで)
    • 襟元(えりもと)

    その他、袴のなかに入る部分は隠れますので、しわがあっても全く問題ありません。

  • 当て方

    • 必ずあて布をひいてください。
    • 必ず低温でアイロン掛けをしてください。

    上記2点をお守りいただかないと生地が焦げるなど劣化の恐れがあります。
    その場合、商品代金をご負担いただく場合もございますので、くれぐれもご注意ください。

  • 返却時にアイロンを当てていただく必要はございません。

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